シュタイナー教育            東京賢治の学校:活動日誌

東京都立川市にあるシュタイナー教育の学校「NPO法人東京賢治の学校自由ヴァルドルフシューレ」での日々の様子をお伝えします。

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シュタイナー教育シンポジウム2011

 シュタイナー教育シンポジウムが、5月22日(日)アイム女性センターで行われました。当日は中央線が事故で止まってしまったというハプニングがありましたが、最終的には学外から47人、学内から96人、計143人の方が参加されました。特に今回は大学関係方の参加が多くありました。

 開演時間を3分ほど遅らせて、シンポジウムを始めました。シュタインマン先生の基調講演を皮切りに、他の5人のパネリスト(シュタイナー学園の増渕先生・東京農工大の千賀先生・聖徳大学の柴山先生・一期生の小山忠君・東京賢治の学校ヴィリギリウス先生)がショートスピーチをしました。司会は小山郁夫先生、通訳は鳥山雅代先生です。
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シュタインマン先生がドイツの事例をお話しすると、日本の事例として増渕先生がシュタイナー学園の卒業生の特徴をいくつか話されました。その特徴の一つは、プロジェクト研究がその後の人生の方向性を持つということでした。実際に卒業生の事例をお話してくださいました。そこからそれでは大学ではどんな生徒がいて、社会に飛び立っていくのか、と移り、ウィリギリウス先生から、それではそんな風に成長していくための教育とはどんなものなのかという話があり、最後に実際の卒業生である忠君は大学で何に取り組んでいるのかという流れから地域通貨の話をしました。
 パネルディスカッションに入ると、会場からは、忠君に「このような存在感を持つ人間へと成長した時、周りの人たちがついていけなくて、対立するのではないか、その時そのまま放っておくのか、どうするのか」という質問が出ました。それに対して忠君は、「周りの意見を聞いて、自分の意見は一番最後にし、絶対これが良いとは言わない。押し付けない」と答えていました。また会場には、卒業生の草さん・杏樹さんも来ていて質問に答えていました。
 さらに、大学の先生に対しては、「このような卒業生がせっかく育っても、海外に行ってしまったり(シュタイナー学園の生徒もかなり行く)、忠君のような個性的な生徒が育ってもそれを受け入れるだけの器が大学にはあるのか?」などの鋭い質問や、シュタイナー学校に望むところで「評価を受けてみたかった」という忠君の意見に、シュタインマン先生が、「それは権威的だ。私の学校では、評価はつけず話し合う。本当の評価は自分が自分に対してするものだ。」という緊迫感のある場面もありました。また東京農工大の院生から、シュタイナー教育を外から見る必要があるのではという有益な指摘もありました。

 

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