シュタイナー教育            東京賢治の学校:活動日誌

東京都立川市にあるシュタイナー教育の学校「NPO法人東京賢治の学校自由ヴァルドルフシューレ」での日々の様子をお伝えします。

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8年生・小中学部卒業演劇『モモ』上演

2011 年 9月19日七生公会堂の舞台で 8 年生が『モモ』を上演してから一週間余りが過ぎた。
高等部進学に向けて新しい学びへの意欲が、クラスの中で濃くなっているのを感じる。
『モモ』が終わったという実感、満足感は各々まちまちだとは思うが、「思ったよりも緊張しなかった」「力の限りを尽くせたと思う」というこれまで彼らの口からほとんど聞いたことのない言葉が異口同音に聞かれたことから察して、達成感がにじみ出ている。
さて、約半年におよぶ準備、練習、稽古の期間の9割9分は、「これで本当に劇が上演できるのか?」という問いとのせめぎあいだった。
責任を持って各自が担当の仕事をする、または、その上で全員で協力することの難しさ、否応なしにクラスのそうした課題に直面してなかなか 本番に向けて前進しない日々。演劇専科の先生からの鋭い指摘の数々。担任からの問題提起。お互いの話し合い。
そして稽古、準備。気付くとあと一週間。あと3日。あ、もう明日で最後だ・・・。
当日、七生公会堂は定員を超す観客があふれて第一回目は開演予定時刻を大きく過ぎての開演。
その頃、幕の裏で胸に手を当てながら会場のざわめきを感じる 8 年生一同。あとはやるだけ!と心に決めて会心の演技。特に低学年の生徒の素直な反応に勇気づけられたことだろう。
第 2 回目も大勢の観客の真剣なまなざし、声援にこたえるように、「力の限りを尽くせた」(生徒談)。
ここに到るまでにご協力をいただいた方々は数限りなくお一人お一人挙げて感謝を伝えられずに申し訳なく思います。
(8 年担任教師)


☆2回目に観劇してくださった、子安美知子さんより:
舞台のあいだ、何度も上方にミヒャエル・エンデの眼差しを感じる瞬間がありました。
『そうだよ、きみたちに、こうやって『モモ』を演じてもらいたかった。うれしいね。みんなで話し合い、さまざまな意見のぶつかりあいもあったということだが、それも不可欠の要素だ。それをも含めて、きみたちが作り上げたこの舞台は、今の日本、今の時代に意味のあることだった。』と、彼が真剣に、やさしい笑顔で語っている、と聞こえました。

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