シュタイナー教育            東京賢治の学校:活動日誌

東京都立川市にあるシュタイナー教育の学校「NPO法人東京賢治の学校自由ヴァルドルフシューレ」での日々の様子をお伝えします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

11年生英語劇

 高等部の人たちの中に混じっても、8 年生までにあれだけの力をつけてきたのに。
何事にも興味と意欲を持って取り組んでいたのに。
しかも次世代の賢治学校をさらに確かなものにしていく充分な力をつけていたはずなのに。

 「劇が苦手なクラス」「自ら発表する意欲が弱いクラス」と言われはじめたのはいつからか。
それを耳にするたびに私の胸は痛み、自分の関わりの問題点を問い、ずっと悩み続けていた。
生徒たちがお互いの腹の探り合いから解放され一人一人が自分としてすっきり立って生きていくのを祈ってきた。
それだけに今回の英語劇に寄せる思いは格別だった。

English play 1


 思春期に入っての自分とのかかわり、友達との関係作りはその後の人生にも大きな影響を与える。
とうとうその一端を垣間見るこの日を迎えた。
舞台に立つ彼らの姿を見た。驚きと感動が押し寄せてきた。
何と劇中で一人一人がそれなりに他者とかかわりくっきりと立ち語っているではないか。

English play 2

涙があふれた。おお、彼らはちゃんと生きているぞ。
それぞれの山や谷を越えながら、暗中模索しながら、ちゃんと生きているではないか。
これから彼らは、他者を含みながら力を発揮できるぞ。
あの時個々が蓄えてきた力はしっかり息をしているよ。
むしろ発展させる指導者の質こそが問われているのではないか。

English play 3


 劇後ずっと彼らを見守ってきた高田先生と彼らについてひとしきり語り合った。
他者を問う前にまず自らを問い全力を出して進むのはまず教師自身であるのだ。
もっともっと彼らに高いステージをイメージできるよう、
彼らが自分でも驚くような自らの内側の力に出会えるよう教師たちは力をつけようではないか。


鳥山敏子

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。