シュタイナー教育            東京賢治の学校:活動日誌

東京都立川市にあるシュタイナー教育の学校「NPO法人東京賢治の学校自由ヴァルドルフシューレ」での日々の様子をお伝えします。

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自転車発電ワークショップ開催しました!

 まだまだ日差しが強い日が続く中、9月9日(日)東京賢治の学校にて、
東京賢治の学校保護者有志による「再生可能エネルギーを考える会」主催の
『自転車発電ワークショップ』を開催しました。
当日は大人26人、子供25人、あわせておよそ51人が参加してくれました。
天気は快晴!自家発電日和?でした。


 会の開始はホールにて、「再生可能エネルギーを考える会」を代表して、
9年生保護者方からのあいさつ、その後講師の大岡紀朗さんからのお話となりました。
大岡さんからはご自身が普段どんなことに関わっているかということ
~普段は「空調屋(ほとんどがエアコン関係だそうです)」をしていること、
太陽光パネルの設置の会社も経営していること、
廃油からバイオディーゼル燃料を作る工場を2カ所で運営していること、
風力発電も自分で作ったりしていること、
千葉県の鴨川で「ガンコ山」という活動にも関わっていて、
そこではツリーハウスを作ったり、
そこで使うエネルギーは100%自然エネルギーであることなど、を話していただきました。

再生エネ1


 その後さっそく外でのワークショップとなりました。
大岡さんの車から自転車発電機と太陽光パネル一枚と
その他部品を運び出すところから参加者みんなでやりました。
子供達にも運んでもらいました。

 太陽光パネルの配線を大岡さんに指導してもらいながらお父さん達で組み立て、
それと同時進行で自転車発電機の組み立てをしていきました。
太陽光パネルは配線ができるとすぐ充電がはじまりました。
これは210W発電できる大きさのパネルです。

 自転車発電機は組み立てと配線を子供達も一緒にやりました。
自転車発電機は60Wの発電ができます。
完成した自転車発電機で、まずは音楽を聞いてみようということになり、
大岡さん持参のスピーカーにつないで、漕ぎたい人が入れ替わりで自転車を漕ぎ、
音楽が鳴る、漕ぎ方が弱いと音が途切れてしまう、など体験して楽しみました。
大人用の自転車でしたが固定がしっかりしているので小さい子たちも漕いで楽しんでいました。

再生エネ2


 そのあと扇風機を試したり、コピー機を試したりしました。
コピー機は電力使用量が大きいので自転車発電機をバッテリーにつないで充電してから、
バッテリープラス自転車発電機のリアルタイム発電で動きました。
2年、3年の男の子が二人、コピー機からちゃんと紙がでてくるかな?
と頭をぴったりくっつけて紙がでてくるのを待ち構えていて、
無事にコピーできたときには「できたよ!」と喜んでいました。

 2階キッチンのコーヒーメーカーをお借りしたのですが、コーヒーメーカーは電力使用料がとても大きく、
なんとエアコンよりも大きいと知り、みんなで驚きました。
自転車発電機でコーヒーメーカーを使用するには、
同時に自転車発電機を3台漕がなくてはいけないそうです。
ちなみに、この日大岡さんが持参した太陽光パネルでバッテリーをフルに充電するには
3~4日かかり、それでコーヒーメーカーを使うと30分でバッテリーの電気を使い切ってしまうのだそうです。
太陽光パネルで充電したバッテリーでコーヒーメーカーを使い、
入れたコーヒーを参加者みんなで少しずつ味わって飲みました。
気のせいかいつもより美味しく感じるね、とみんなが言っていました。


 10時半過ぎに高等部のバンドのメンバーが到着し、
大岡さんに聞きながら機材の電源のセッティングをしました。
今回の演奏の件は、再生可能エネルギーを考える会のメンバーの11年・9年保護者の方が、
賢治の学校のバンド部のリーダーに話しをしてくれ、
バンドのメンバーが快く引き受けてくれたことから実現しました。
彼らは前日のうちに楽器と機材をホールに準備してくれていました。
 当初は、自転車発電機からアンプ一台、太陽光パネルからアンプ2台くらいは動かせるかな?
との見解だったのですが、結局アンプとスピーカーなど、
演奏に使用する電源は、すべて自転車発電機と太陽光パネルから作られた電気で賄うことができました。
自転車発電機を漕ぎながらでないと、もしかして電気が足りなくなるかもしれないとのことで、
彼らが一曲演奏している間、5年生のS君がずっと自転車を漕いでくれました。
演奏中、電力は安定していて、音が途切れることもありませんでした。
みんなでバンドの素晴らしい演奏を楽しむことができました。


その後ホールで質疑応答の時間をもちました。バイオディーゼル燃料はどうやってつくるのか、という質問に具体的に答えてもらったり、節電といいながら実は電気の消費量が多くなっている生活になってしまっているのではないか、などという疑問がでたり、それについて大岡さんからオール電化住宅は原発で作られた電気を消費するためにできているという話しがあったりしました。
11時40分ころ、会を終了し、最後にみんなで大岡さんの車、バイオディーゼル燃料で動く車の排気ガスの匂いを嗅いでみました。天ぷらの匂いがするね!とみんなで盛り上がりました。
それから手のあいてる人にも手伝ってもらって自転車発電機と太陽光パネルを片付け、解散となりました。


 その後再生可能エネルギーを考える会のメンバーで大岡さんを囲んでの昼食会となり、
食べながらいろいろと興味深いお話を聞く事ができました。
自転車発電機と太陽光パネル、よかったら風力発電機も自作のものを貸し出しますよ、
と言っていただき、さらにはソーラークッカーもいつでも貸し出しますよ、と言ってくださいました。
 また、例えば賢治の学校に再生可能エネルギーを取り入れるとしたら何からできるか、という問いには、
まずは今日持って来た大きさの太陽光パネルを一枚設置してはどうか、とのことでした。
これなら例えばA棟玄関外の灯りなどは問題なく賄えるし、
防災の面からもいざというときに使える電源があるというのは安心ではないかとのことでした。
価格はこの太陽光パネルとバッテリーなどの部品をあわせて10万円ほど。
太陽光パネルの寿命はおよそ20年、バッテリーなどの寿命は7年くらいです。
ちなみに今回大岡さんからお借りした自転車発電機は、
作るとするとすべての部品をいれて5万円ほどでつくれるのだそうです。


 今回は直前のお知らせでしたがたくさんの人が集まってくださり、
みなさんの再生可能エネルギーについての関心の高さを感じました。
漕ぐと笑い声があがるユニークな自転車発電機と、
太陽の力を電気に変えてくれる太陽光パネルを実際に体験することで、
「普段何気なく使っている電気について考え直すきっかけをつくる」という
ワークショップの目的が達成できたと思っています。


 今後もみんなで再生可能エネルギーについて楽しく学べるワクワクするような
イベントを企画していきたいと考えています!


参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました!


★「再生可能エネルギーを考える会」は、
10月28日(日)に開催される東京賢治の学校「学校祭」にブースを出します。

こちらにもぜひいらしてください。
                                           5年、8年親 

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